Javaプログラマーは基礎が大事

初めまして、SEの「とも」です。

10年ぶりにJavaの案件に携わることになりましたが、10年離れててJavaの理解がうろ覚えなので勉強したことのアウトプットを兼ねてブログを立ち上げました。

主にJavaに関連する事柄について、いろいろと「思うがまま」に書いてみたいと思います。

どんなブログになるかわかりませんが、これからプログラムを始める人や、挫折しそうな人、現場で通用するレベルが知りたい人の役に立つ内容もあればいいなと思います。

最初は、「Javaプログラマーは基礎が大事」ということについて、自分への戒めを込めて書きたいと思います。

Javaプログラマーは基礎が大事

Javaに限ったことではないですが、プログラムは基礎が非常に重要です。

  • プログラムは数学と同じで、基礎からの積み上げで成り立っているからです。

一次方程式が分からないのに二次方程式を理解できませんよね。

英単語を覚えるように暗記で覚えていくと、複雑なプログラムにはまず対応できません。

そのため、

  • 「仕組みを理解する」ということが必要です。

「数学の公式を覚える」ように一言一句暗記する必要はありません。

※試験に臨む場合は別です

最優先で覚えるのは、「どう書くと、どういうことができるのか」ということです。

まあ、いろいろ「お作法」があるので、そこは暗記と言えなくもないですが、細かいことはネットで調べればすぐに分かるので、

  • 重要なのは「何ができるのか」の概要を知っておくことです。

そのため、

  • 概要をざっと知っておく

ということが、まずはやらないといけない事です。

概要を知っておくことで、必要な時に「そういえば、あんなことができたよな」と検索して調べることができます。

やる順番としては

  • 概要をざっと把握する
  • 見よう見まねで実際にプログラムを組んでみる
  • 疑問に思ったことを調べる、実際に動かして確認してみる ⇒ 理解が深まる

という順番が良いです。

とにかくプログラムを作って、動かして「体で覚える」というのが一番覚えますね。

本を読んだだけだと「なんとなく分かった」気になりますが、実際に動かすと「いろんな気づき」があります。

初心者のうちは、プログラムを組んだ後のビルドエラーでかなり手こずります。

このビルドエラーを解決できず挫折してしまう人もいるようですね。

僕も初心者の時はとてもストレスだったのを覚えています。

「本に書いてある通りに入力しても、謎のエラーがでて動かない!!」なんてことで、一文字ずつ確認したり、根本的に理解を深めて、本の記載が間違ってたことが分かったなんてこともありました。

本に書いてあることは絶対ではないことはこの時に学びましたね。

ただこれも、経験を積むにつれて一瞬で解決できるものも多くなります。

たまに難しいものもありますが、基本を一つ一つチェックすることで解決できます。

現場に出ると、最初は比較的簡単なプログラムの担当になると思います。

それでも業務で使われているプログラムは初心者にとっては結構複雑なものも多いので、現場に出る前に一通りの基礎は身に着けた方がいいです。

現場に出ると、納期が決まってるのでスケジュール通りに作業を進めないといけません。

やりながら基礎を覚えるスタンスだと、追い詰められた状態で作業しないといけないので、ミスも多くなり生産性も落ちます。

結果として、先輩に泣きつくことになるでしょう。

どこまでが基礎かということですが、

  • Javaの基礎文法
  • オブジェクト指向
  • JSP/サーブレット

辺りまでは押さえておきたいところです。

簡単なものぐらいは作れるようになっておくと後が楽です。

最低でも、「オブジェクト指向」までは理解しておいた方が良いです。

Javaはとても覚えることが多いですが、開発現場で多く使われている言語です。

多く使われているということは、仕事がとても多いということです。

営業の話では、「Javaが使える」人は多くても「即戦力となる」人はとても少ないんだそうです。

つまり、ビギナーの域を出ていない人が多いと言えます。

Javaを自由自在に使いこなし、即戦力となることは仕事の安定を意味します。

まずは基礎をしっかりと固めて、脱ビギナーを目指しましょう。