【Javaの基礎】Javaの変数と宣言、初期化方法

 

こんにちは、現役SEの「とも」です。

今回は、プログラム開発で必ず使う「変数」についてです。

 

変数とは

 

変数とはプログラムで使うデータを入れておく「入れ物」のことを言います。

この入れ物は「データの種類」「対応する入れ物」を用意しておく必要があります。

 

例えば、

  • 野菜を入れる場合、野菜を入れる入れ物
  • パンを入れる場合、パンを入れる入れ物
  • お金を入れる場合、お金を入れる入れ物

のようなものです。

入れ物

 

この入れ物は「データ型」といい、大きく分けると以下の種類があります。

  • 整数型
  • 浮動小数点型
  • 文字型
  • 真偽値型
  • 参照型

 

それぞれの種類について複数回に分けて説明しますが、まずは変数の宣言方法から見ていきましょう。

 

変数の宣言方法

 

変数を使用するためには、最初に変数の宣言をする必要があります

この宣言をすることによって、コンピュータに「変数のサイズ」分のメモリ領域を確保してもらうことになります。

 

基本的な変数の宣言方法は次のようになります。

 

  • データ型 変数名;

 

ソースコードの例では以下のようになります。

 
int val;
	

 

各種データ型については、別途記載したときに、こちらにリンクを貼ります。

変数名については、任意の名称を付けることができますが、「命名規則」という一般的な表記方法のルールが存在します。

命名規則に則って記載することで、誰が見ても変数名を分かりやすくすることができます。

命名規則についても、別途記載したときに、こちらにリンクを貼ります。

 

変数の初期化について

 

変数は宣言しただけだと「何も入っていない箱」が用意されるだけです。

このままソースコードをコンパイルすると、コンパイルエラーが発生します。

 

そのため、変数の宣言とセットで「変数の初期化」をしてあげる必要があります。

 

【変数の初期化方法】

  • データ型 変数名 = 初期化する値;

もしくは、

  • データ型 変数名;
  • 変数名 = 初期化する値;

 

ソースコードにすると、以下のようになります。

 
int val = 100;

int val2;
val2 = 100;
	

 

それぞれの型の詳細については、次回以降で書きたいと思います。